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月刊SSKしんぶん VOL.88

SSKしんぶん 2018.06.10

SSK活動報告(5月)

新緑の季節になりました。高尾の山の木々の変化やそよ風がこころを和ませてくれます。(少々暑さも感じますが・・・)
今月の活動報告です。
【本人・家族支援】5月12日(土)ファミリープログラム①、17日(木)ピアサポーター病院訪問、18日(金)いっぽの会茶話会、19日(土)友遊会茶話会、23日(水)病院見学会(訪問看護ステーション対象)、25日(金)元気のひろば、26日(土)サポートグループ
【地域連携】16日(水)わかくさ家族の会講演会「生活を支援する制度について」:PSW山口、31日(木)グループホームやすらぎ(新)開所式【その他】15日(火)さぽーと南多摩見学、19日(土)はRUN伴八王子プレ企画:「ケアニン上映会」がありました。今評判の映画です。「認知症の人とともに歩む人たちと走るRUN伴八王子」本番は10月13日(土)に行われます。市内各所からゴールの市役所を目指してタスキをつなぎます。
訪問看護ステーション天馬、当院(陸上部中心)の人たちも走ります。応援してください。
30日(水)福間病院児童病棟他見学があり、A4病棟、すこやかサポートルームのスタッフと対応させていただきました。

新着情報 : 地域で・・・ 病院で・・・

E3病棟、退院支援委員会、SW室を中心に「くぬぎの杜ショートステイ、退院支援アパート利用手順ファイル」を作成しました!

退院支援委員のいる病棟にはすでにお配りしています。委員がいない病棟にも後日配布予定です。くぬぎの杜のショートステイとはグループホーム活用型ショートステイのことです。退院支援アパートは高尾駅近くに病院が主有しているアパートのことで、退院支援に関わる様々な目的のために使うことができます。          
詳しく知りたい方は各病棟のSWや退院支援委員、SSKまでお問い合わせください。

「元気のひろば」から

今回のゲストは「すぺぃろ」からの参加です。印象に残ったのは、ゲストのSさんが自分の病気の症状に対して具体策をとるところです。私は普段具合の悪い時(私は統合失調症です)、悶々とするだけで何もできません。Sさんは違います。例えば、頭の中で(死ね死ね死ね…)と幻聴が鳴りやまない時は、自分に対する刺激を最小限にするために対策として1週間プチ引きこもりをします。他にも、今からは考えても仕方のない未来のことまで気になってパニックなってしまうときは、「保留ボックス」というものを使いました。優先順位ごとに分かれている箱で「保留box」「できたbox」「今月box」「すぐやるbox」「来月box」があります。そこに当てはまる自分の気持ちや考え、悩み、予定などを紙に書いて入れます。Sさんは頭の中でなく、実際の数種類の箱を自分で作りました。保留ボックスを繰り返した結果、頭の中のことをそれまでよりクリアに整理できるようになったそうです。私だったら、面倒くさがって初めから頭の中でやろうとして、うまくいかなかったと思います。自分の症状を冷静に分析して、対策を考えて、実行する。こういった病気の症状に限らず、普段の生活でも、何か困ったときに、対策を考えて行動に移すことができるというのはとても大事なことではないでしょうか。病気が辛くても地道に対策を繰り返してきたSさんは言います。今、自分は「自分の人生の主導権を自分で握れている。」と。(文:元気のひろば担当:児玉)

イベント広場(6月予定)

●1日(金) 13:30~いっぽの会茶話会
●7日(木) ピアサポーター病棟訪問E2、B2病棟
●8日(金) 17:00~ 拡大退院支援委員会 
1.H29年度の活動報告
2.東京都における地域移行の取り組みと体制整備コーディネーターの役割 
●9日(土)ファミリープログラム➁
★11日(月) ふまねっと(駒木野町会)13:30~グリーンホール   
●15日(金) 13:30~いっぽの会茶話会
●22日(金) 13:30~元気のひろば ゲスト:多摩草むらの会のみなさん
●23日(土)家族の談話室
★25日(月) ふまねっと(駒木野町会)13:30~グリーンホール
●28日(木) 病院見学会

◆その他、地域で行われる講演会等の詳しい案内はSSKオープンルーム前等に掲示または配布中です。のぞいてみて下さい。

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