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月刊SSKしんぶん VOL.107

SSKしんぶん 2020.01.06

SSK活動報告(12月)

新年おめでとうございます。
おだやかな日々ですね。温暖化というと心配にもなりますが、少し暖かな陽ざしを感じながら過ごせるとこころもほっこりする気がします。
昨年度に引き続き、「元気のひろば」や「茶話会」、「ファミリープログラム」「サポートグループ」や「家族の談話室」など、ご本人やご家族がほっとしたり元気をだしたりして下さるような活動を続けていきたいと思います。3月には当事者・家族のお話を聞く機会やファミリープログラムのOB・OG会も予定しています。本年もよろしくお願いします。

【本人・家族支援】
5日(木)ピアサポーターの病棟訪問/6日(金)いっぽの会茶話会/7日(土)うつ病講座
9日(土)ファミリープログラム②/20日(金)いっぽの会茶話会/20日(金)元気のひろば(クリスマスバージョン)
21日(土)家族の談話室

【地域連携】
12日(水)病院見学会(児童関係職員) A4病棟・サポートルームスタッフにも協力してもらいました。

【その他】
グループホームや地域事業所職員向けの研修で田先生の講演があったり、継続的に行っている高齢者医療センターから高齢者あんしん相談センター高尾への今年度研修の打ち合わせをしました。

イベント広場(1月予定)

● 6日(月) 13:30~ デイケア・SSK合同企画(グリーンホール)
         「森の音楽祭’20」
●11日(土) 11:00~ ファミリープログラム③ (グリーンホール)
●15日(水) 13:30~ ハッピーフルーツ販売会(オープンルーム)
●16日(木) 13:30~ ピアサポーター病棟訪問 (E2・B2病棟)
●17日(金) 13:30~ いっぽの会茶話会 (オープンルーム)
●21日(火) 17:00~ 拡大版退院支援委員会 (グリーンホール)
         「やってみよう 退院支援!使ってみよう 地域移行!」
●22日(水) 15:00~ 病院見学会
●24日(金) 13:30~ 元気のひろば(オープンルーム)
          ゲスト:地域生活支援センターあくせす
●25日(土) 13:30~ サポートグループ (オープンルーム)
◆その他、地域で行われる講演会等の詳しい案内はSSKオープンルーム前等に掲示または配布中です。のぞいてみて下さい。

退院支援をいっしょに!

長期入院の方たちも、ご本人、病棟をはじめとする院内で関わる多職種、地域の支援者が協力し合い、じっくり時間をかけて必要な準備をして退院されています。
「もう来月で退院して1年ですよ~」と、ある長期入院をされていた患者さんから声がかかりました。新しい生活を始めるご本人の努力と、支援者のフォローで、いきいきと地域生活を続けている患者さんの姿が見られることはとても嬉しいものです。このように患者さんの可能性を広げるために、支援者の働きかけ方がいかに重要なのかも感じます。
SSKでは退院支援委員会を中心に、個別での支援、退院準備プログラムてくてくの開催など、各部署と共に退院支援に力を入れています。今月は拡大版退院支援委員会で地域移行について学ぶ研修も予定しています。
退院支援は一人では成しえません。職員皆さんで一緒に考えて協力しながら進めていきましょう!

「元気のひろば」から

今回の元気のひろばはクリスマス会の特別企画でした。企画内容は「絵本の読み聞かせ会」!前回の「コーヒーを五感で味わう会」につづいて、フェスティバルでやるはずだった企画だったんです。こういった形で実現できて、私たちスタッフも本当に嬉しいです。絵本の読み聞かせをして下さった花音さんは当事者の方。会は、花音さんが持ってきた絵本の中でどれを読んでもらうか、みんなで選ぶところから始まりました。心があったかくなるほんわか系のものと、迫力のある面白系、あとはクリスマスの絵本を1冊ずつ、合計3冊を読んでもらいました。花音さんの声が登場人物によってくるくる変わり、まるで女優さんみたいでした。絵本と花音さんの声の魅力に、みんなぐんぐん引き込まれます。会が終わってからも、花音さんはわたし達のアンコールに応えてくれてフリートーク(スタッフやお客さんが自由に歓談する時間)の後にもう1冊、4冊目を読んでくれました。クリスマスの特別企画なので、みんなでお菓子を食べたり、招待した事業所さん同士で交流したり、盛りだくさん。日付は違えど「わたしのクリスマスは今日だ!」と筆者はすごく盛り上がりました。花音さん、一緒に準備してくれたスタッフのみなさん、来てくださったすべての方に感謝です。(文:元気のひろば担当 児玉)