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月刊SSKしんぶん VOL.123

SSKしんぶん 2021.05.10

イベント広場(5月予定)

●6日(木) 13:30~ ピアサポーターの病院訪問
●22日(金)13:30~ サポートグループ
●28日(金)13:30~ 元気のひろば(ミーティングルーム)
すぺぃろ:『ジブンアカデミア』って、何?体験談など
詳細はSSKにお問い合わせください。

*いっぽの会茶話会(第1・3金曜、オープンルーム)5月はお休みとなります。再開時にはお知らせいたします。

おしらせ

東京はふたたび緊急事態宣言となりましたが、少しでも「皆さんとつながりがもてる」ように、感染対策も万全にしながらSSKは活動中です。

リカバリー総合応援部コーナー「あれこれ教えて」

今日は「退院準備プログラムてくてく」について、サービスステーション駒木野 作業療法士 宮武さんにお話をうかがいます。

Q てくてくはどのような方が参加されていますか

 「統合失調症で、在院期間が概ね1 年以上、特に5 年以上の方」としていますが、ニューロングステイになりうる方、短期入院でも必要と考えられる方なども柔軟に受け入れています。
複数のスタッフが丁寧に関わります。これまでも不安のあった方も無事に参加されました。A3、B2、E2、E3を中心に募集(候補者募集用紙配布)をしていますが、他病棟でも必要な方がいれば参加可能です。病棟外での活動の幅を広げたり、退院後の資源を知る場としても活用していただけます。病棟での宿題のフォローなどのご協力もあり、最初は集団でのプログラムに不安があった方も、最後まで参加される方もいます。

Q プログラムの目的を教えてください

 「退院した後も、地域で安心して生活できるように準備をする」ことです。
「プログラム参加=退院」 ではなく、少しでも退院に近づけるための一つの材料です。
14 セッションを通して入院中から退院後まで役に立つさまざまなことを学びます。お薬や病状について学び、自身で気付けるようなチェックシートを作成したり、状況によっては施設への見学(または動画鑑賞)、退院した方の生活の話を聞いたり、具体的に考えるきっかけとなります。退院後の生活イメージが持てるようになること、退院へのモチベーションを上げること、積極的に相談できるようになることを目的としています。 つづく(実際の状況は6月号へ)

3/26「元気のひろば」から
院内企画『こころの元気+』を読みながらストレスについて考えよう!

お疲れ様です。今回は「“こころの元気プラス”(メンタルヘルスの雑誌です)を読みながら、ストレスについて考えよう」という、外からゲストを呼ばない番外編でした。私がスピーカー&司会を務めましたが、他の方々も積極的で皆で作り上げる会になりました。沈黙が流れそうになると、スタッフかオーディエンスの誰かしら発言してくれて有難かったです。終わってみると、「児玉さん、時間配分うまかったね」と言ってくれる人もいましたが、私に時間配分を気にする余裕を持たせてくれたのは皆さんです。心理テストをしたり、アンケートを見ながら話を広げたり、楽しかったです。ついぽろっと私の個人的な障害の悩みなども口にしてしまいましたが(私も統合失調症)、皆さんは真剣に聞いてくれて、元気づけてくれる方までいました。
皆さんの温かい気づかいに充実した時間を過ごせました。ありがとうございました︕