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月刊SSKしんぶん VOL.135

SSKしんぶん 2022.06.15

イベント広場(6月予定)

●2日(木) 13:30~ ピアサポーターの病院訪問
●10日(金)13:30~元気のひろば(グリーンホール)
 園山敦子さん(Mee mee café/珈琲インストラクター)
イベント『五感を使って珈琲を楽しむ会』です。
●3,17日(金)13:30~
いっぽの会茶話会(オープンルーム)
●25日(土)13:30~ご家族の談話室(オープンルーム)

リカバリー総合応援部コーナー「あれこれ教えて」
退院後の「地域定着支援グループ ふくふく」について、SSK 作業療法士宮武さんに教えてもらいました。

 どういった方が参加しているプログラムなのですか?

 2016年~E4病棟(退院支援病棟、現E3病棟)の作業療法プログラムとして、E4病棟に入院中の方、E4から退院した方を対象にスタートしました。現在は、退院支援委員会が主催となり、E3病棟を退院した方や、退院準備プログラム「てくてく」に参加した方など、外来の方を対象としています。

 プログラムの目的や内容を教えてください。

 退院後のサポートには、訪問看護やヘルパー・デイケアや外来などがありますが、入院中から病棟やプログラム等で顔なじみの間柄という安心感のある、『繋がり』を活かしたグループで行っています。退院後、より安心して生き生きと地域で生活できるようサポートすることを目的としています。 地域生活の困りごとや良かったことなどを茶話会形式で話し、「一人暮らしは淋しいけど、どうしよう…」「掃除や料理が大変だけど、どうしてる?」と、日常のことを話して気持ちがホッと楽になったり、自分も頑張ってるんだなと思える場になると良いな、と思っています。スタッフも服薬や外来通院の声掛けをしたり、支援者と連携しながら、退院後の地域生活が安心して送れるようなサポートもしています。

◎ 地域定着支援グループ ふくふく ◎

 
毎週月曜 E棟1階 オープンルーム(9:30開場)10:00~11:00 
参加ご希望の方は退院支援委員会までお問合せください。お待ちしております! 

「元気のひろば」から (文:元気のひろば担当,児玉)

皆さん、お疲れ様です!今回の元気のひろばのゲストは初参加、ルーチャさん。職員2名、利用者さん2名でいらっしゃいました。職員さんが質問し、利用者さんが応えていくスタイルでリカバリーストーリーを話していただきました。卒業生のKさんと在籍生Oさんです。お二人とも「生活のリズムを正したい」という理由でルーチャに通い始めたそうです。Kさんはルーチャに通っていた中で、「自分なんていてもいなくても同じ」と思っていたのが「Kさんがいると場が和むよね」と仲間に言われて、自分の役割を見つけた気がしたとおっしゃっていました。一方、Oさんもフットサルのチームに参加したり(なんと、関東大会準優勝!)、ルーチャ新聞ではデスクも務めたりしております。Oさんの言葉で印象的だったのが「本当に嫌なことはやらなくていい。でも、少しでも興味があることだったら、チャレンジしてほしい」とおっしゃっていたことです。
私はこの言葉を聞いて、(リカバリーってこういうことだよな)と思いました。パワフルで活動的な
お二人の話にこちらも活力をもらった気がします。ルーチャさん、ありがとうございました。